1. TOP > 
  2. 作家一覧 > 
  3. 有吉佐和子  > 
  4. 複合汚染

有吉佐和子 が自作「複合汚染」を語る

複合汚染

有吉佐和子が目撃した30年前の「不都合な真実」毒性物質がもたらす、環境汚染の実態。

工業廃液や合成洗剤で河川は汚濁し、化学肥料と除草剤で土壌は死に、有害物質は食物を通じて人体に蓄積され、生まれてくる子供たちまで蝕まれていく……。毒性物質の複合がもたらす汚染の実態は、現代科学をもってしても解明できない。おそるべき環境汚染を食い止めることは出来るのか? 小説家の直感と広汎な調査により、自然と生命の危機を訴え、世間を震撼させた衝撃の問題作!

※この作品は、単行本刊行当時、上下巻に分かれて発行されていたため、二つの談話が収録されています。

【収録時期】上巻1975(昭和50)年4月、下巻1975(昭和50)年7月

本の購入


電子書籍の購入

有吉佐和子

有吉佐和子 /著

(1931-1984)和歌山生れ。東京女子大短大卒。1956(昭和31)年「地唄」が芥川賞候補となり文壇に登場。代表作に、紀州を舞台にした年代記『紀ノ川』『有田川』『日高川』の三部作、一外科医のために献身する嫁姑の葛藤を描く『華岡青洲の妻』(女流文学賞)、老年問題の先鞭をつけた『恍惚の人』、公害問題を取り上げて世評を博した『複合汚染』など。理知的な視点と旺盛な好奇心で多彩な小説世界を開花させた。

  • shincho LIVE!
  • 新潮社